西安のグルメ、西安小吃の涼皮(リャンピィ)をご案内します。西安小吃の涼皮(リャンピィ)は西安人の大好物で、夏には欠かせない食べ物の一つです。味も見た目も違いますが、日本で言えばトコロテンのような食べ物でしょうか。特に女性の人気が高く、喫茶店でお茶するような感覚で、「ちょっと凉皮(リャンピィ)食べに行かない?」というほどお手軽かつ人気の西安名物です。
涼皮は、米の粉か小麦粉を水に溶いてペースト状にしたものをセイロに薄く広げて蒸しあげ、それを冷ましてから麺状に切ったもので、それにモヤシやキュウリの細切りなどを添えて、醤油、お酢、塩、唐辛子、ごま油などのタレをかけて食べます。胡麻ダレをかけるものもあります。
食べるときには、十分にかき混ぜて、タレをしっかりからめてから食べてほしいです。ただし、かき混ぜるときにゆっくりやらないと、洋服にタレが飛ぶのでご注意ください。とくに涼皮(リャンピィ)は肉挟モーと氷峰という地元飲料と『三秦セットメニュー』と言われ、どうぞご賞味ください。
麺状のものに種類があり、よく見かけるもので「米皮」と「面皮」があります。注文の際に、店員に「どっち?」と聞かれると思いますので、参考に簡単な特徴を書きました。
「米皮」:原料は米。見た目はうどんのようで、トコロテンのような食感。
「面皮」:原料は小麦粉。見た目は平べったいカンテンのようで、米皮よりもコシがある。
食感や香ばしいラー油を使ったタレとの合わせ技をぜひ体験してみてください!