洛陽市(らくようし)は、中国河南省の西部の都市で、洛河北岸にある為、洛陽と呼ばれ、西周時代に都として建設され洛邑 (らくゆう) とよばれ、漢代に改称、北魏・晋・隋・後梁・ 後唐などの首都で、しばしば関中の長安と並んで中国王朝の首都となり、三国志で有名な曹操がここに都を置きました。洛陽にある世界遺産は龍門石窟でございます。
龍門石窟(りゅうもんせっくつ)は、洛陽市の南方13 キロ、伊河の両岸にある石窟寺院です。北魏の孝文帝時代(471-499年) に掘削が始められ、400年以上をかけて完成した。この間に10万体の仏像が彫られて、現存する石窟は1352ヵ所もあって、全長は1kmにも及びます。
龍門石窟は、敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)、大同の雲崗(うんこう)石窟と並ぶ中国三大石窟と呼ばれ、2000年に世界文化遺産に登録されました。
洛陽には空港もあり、上海や北京や広州などから直行便がありますし、高速鉄道駅の洛陽龍門駅もあり、西安や鄭州から新幹線(高速鉄道)があり、洛陽の龍門石窟への観光はとても便利です。特に新幹線利用で、西安発着で、龍門石窟の日帰り観光も可能でございます。是非魅力溢れる三国志の聖地、中国六大古都のひとつの洛陽へ旅行にお越しください。