安陽殷墟遺跡 中国河南安陽殷墟観光情報 安陽殷墟現地ツアー
殷墟遺跡の住所:河南省安陽市殷墟路 殷墟遺跡の電話:0372-3932171
殷墟遺跡の入場料金:90元 殷墟遺跡の開館時間:08:30-18:00
安陽殷墟博物館(あんよういんきょはくぶつかん)の概況:
殷墟(いんきょ)は古代中国で最も古いとされている夏の次、殷王朝後期の首都の遺構です。殷墟は河南省の北部、安陽市を流れる洹河の両岸にあります。殷キョは日本の縄文時代に当たる3000年前の殷王朝後期、殷の首都が営まれたと伝えられることです。この遺跡からは、多くの文字が刻まれた大量の甲骨片、青銅器、玉器などの文物が出土しており、街や宮殿、墓のあとも発掘されています。大量の甲骨片には、天文、軍事、農業、夢の内容など、実に幅広い内容が刻まれ、当時の殷王朝が占いで受け取る神託を中心とした社会であったことを伝えています。車輪を用いた車と道路の跡も発掘されています。これは世界で最も早い車の利用の証拠と言われています。また高さ約133センチ、口径約79センチ、重さ約875キロという巨大な青銅器、司母戊大鼎も発見されており、各方面で技術が高度に発達していたことを示しています。殷墟の発見により、都市、文字、青銅器という三つの要素を有するようになり、それまで文献の上だけの存在であった殷という王朝が実際にあったということが確認されました。このことから殷墟は2006年に世界遺産に登録されました。甲骨文字は、エジプトのパピルス文字、古代バビロンの楔形文字、古代インドの文字とともに世界の四大古代文字の一つとされ、人類の最古の古文書とされます。殷墟では、名高い甲骨文字や司母戊大鼎など見学し、中国の歴史の長さ、その長い歴史の凄まじさを実感してみましょう。
安陽殷墟博物館(あんよういんきょはくぶつかん)の写真: