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| ショトン祭り 巨大タンカ開帳 |
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ショトン祭りとは、毎年１回夏に行われるチベット仏教の祭り、チベット最大の祭典です。漢字表示が雪頓節と言い、毎年チベット暦の6月30日に開催されます。
「ショトン」とはチベット語で「ヨーグルトの宴」の意で、紀元11世紀半ばから始まり、最初は単純な宗教祭でした。２か月間の修行明けの日に、僧侶や一般の人たちにヨーグルトをふるまったのが始まりといいます。
17世紀から、タンカ（仏畫）開帳、チベット劇などの重要なイベントとなり、祭りの日、お寺や町のあちこちで踊り、音楽、ごちそうで人々が騒ぎ楽しみます。
年に１度のショトン祭りではデプン寺の山腹に大きなタンカが開帳されるまで、五体投地を繰り返して全国から集う敬虔なチベットの民で溢れ、周囲の山肌を埋め尽くして行われます。日が出て明るくなってきたところで、布で覆われたタンカが岩肌の斜面に吊り下げられます。そして厳かに覆い布が下から巻き上げられていき、描かれた大きな仏が姿を露われてきます。チベットホルンの伸びやかな音が響きわたり、８時に全開帳、何とも荘厳な雰囲気です。
予想以上のすごい人出で、チベタン達は日の出とタンカのご開帳を見るために夜中から山に登り、チベタンたちのチベット仏教への帰依の思いを感じられやっとのことでご開帳を拝めるがタンカより人の多さに圧倒されます。
2017年のチベットショトン祭りは08月11日にデブン寺とセラ・コンパで行い、最大イベントの巨大タンカを見に行かれるお客様がとても多かったです。 この早朝の「タンカ開帳」を見に行くために朝4時ごろホテルを出発、デプン寺の前に5時ごろ到着し徒歩で移動します。ちょっと疲れますけど、生涯でとても有意義なことになると信じます。
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