タンカはチベット仏教の仏画の掛軸の総称です。主にチベットで作られたもので、仏教、密教の世界観や教え等を仏像、シンボル、文字などを用いて描かれたものです。チベットでは仏像と同じようにタンカを拝む文化があります。 長い仏教の歴史の中でひときわ鮮やかに、神秘的に輝きを放つチベット仏教美術品です。チベット天珠、曼荼羅(曼陀羅・マンダラ)、タンカ(仏画)はチベット三大宝物だと言われています。特に毎年の8月中旬のチベットの最大のお祭り、ショトン祭りにデブン寺とセラゴンパで行われる大タンカのご開帳が世界の注目を集めています。