五体投地はもっともチベット人が仏教への信仰心を代表している参拝方法です。チベット旅行中、五体投地(ごたいとうち)を行い、礼拝しながら少しずつ前に進んでいき、ポタラ宮やカイラス山などの聖地へ巡礼する仏教徒の姿がよく見えます。五体投地とは、五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して、仏や高僧などを礼拝することです。チベット仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つとされ、対象への絶対的な帰依を表します。
ニュースにより、チベットの小さな村から聖地ラサ、そしてカイラス山へはるか2400kmを五体投地で、 ほぼ1年かけて歩く11人の村びとのチベット巡礼隊も確かにあったことが分かりました。