チベット語では、ラサ(拉薩)のラは神様もしくは仏様の意で、サは土地の意で、ラサ(拉薩)は神の地の意で、聖地とされています。チベットにはラサ(拉薩)を中心として、聖なる湖が千点以上、点在しています。特にカイラス山の近くに所在しいるマーナサローワル湖、ナムツォ(納木錯)、ヤムドク湖(羊卓雍錯)の三大聖湖が世界でもよく知られています。このほか、チベットのスイスと称される然鳥湖や金持ちの湖の意味のスジナ湖(ダライ湖とも呼ばれる)やガリ地区の有名なタリナム湖や東チベットの巨大湖のカサル・ツォなどもとても素晴らしく、チベットの大自然を感じられ、旅人の目を楽しませてくれるはずです。チベットの旅行時、チベット寺院、ゴンパの他、聖なる湖の魅力も堪能して頂きたいと思います。