ポタラ宮は標高3,700mに位置し、7世紀半ばにチベットを統一したソンツェン・ガンポがマルポリの丘に築いた宮殿です。1994年、ポタラ宮の歴史的遺跡群として、ユネスコ世界遺産に登録されました。
ポタラ宮は紀元前7世紀頃チベット自治区の区都ラサ市にあるマルポリ(紅山)にダライ・ラマ五世によって、仏典にしたがい、観音菩薩が説教を行ったとされる場所建造された仏教寺院です。「ポタラ」とは観音菩薩の住処である「補陀落」という意味です。観音菩薩の化身とされる歴代ダライ・ラマの居城としての役割も担っていました。
内部は白壁の白宮と赤壁の紅宮、2つの部分に分けられ、白宮は政治活動や生活の場所で、紅宮は宗教活動の場所です。紅宮の頂上に金色の屋根が見え、金頂と言います。