張家界(ちょうかかい)
中国、湖南省北西部の地級市。人口151万(2021)。旧称は大庸、1994年張家界市と改称された。同年に張家界荷花国際空港が開港した。澧水の沿岸に位置し、北は湖北省に接する。
市の中部にある武陵源は3000本超の石柱がそびえ立つ奇観で知られ、1992年に「武陵源の自然景観と歴史地域」としてユネスコ世界自然遺産に登録された。トゥチャ族(土家族)が多数居住し、傾斜を利用した吊脚楼と呼ばれる独特の家屋が点在する。
張家界は、世界遺産に登録された広大で美しい武陵源風景名勝区世界によく知られ、中国絶景を代表する景勝地のひとつに一躍した。
武陵源(ぶりょうげん)
「アバター」の映画でモデルになったことから中国で最も知られている武陵源は、張家界森林公園、天子山自然保護区、索渓谷自然保護区、楊家界風景区などから成る自然保護区。1992年世界自然遺産に登録。約3億8000万年前には海底だったところが地殻変動により隆起し、さらに長い間の風化と浸食により、石英質の奇岩の柱が林立する独特の渓谷をつくり出した。奇岩と木々、雲海が、ここにしかない特別な風景を作り出し、3000を越す奇岩が瞬時に千変万化する素晴らしい景観には心を奪われる。
この武陵源は、数千の岩峰が連なる張家界国家森林公園、瀑布、天橋、溶洞、岩峰、石林などが奇景をつくる天子山自然風景区、索渓谷は1万人が入れるという大鍾乳洞や湖,泉,滝など変化に富んだ風景で,天子山は展望台から望む雲海や峰々の壮観さで,さらに楊家界は渓谷美の集大成として知られる。
張家界天門山国家森林公園(天門山・天門洞)
張家界市にある天門山は、多くの旅行者から「世界で最も美しい山の1つ」と呼ばれている。まさに 天と地とを結ぶ天への門 「天国の扉」天門洞や99のヘアピンカーブ、垂直の崖、スリル満点の崖に続く遊歩道とガラスのスカイウォーク、世界最長のロープウェーなどの素晴らしい景色は、スリリングなハイキングが楽しめるて、ここしたない程、人気の観光スポットとなっている。
張家界大峡谷(ちょうかかいだいきょうこく)
世界最長のガラスの吊り橋を作ったことで世界中から注目され、予想を裏切る息を呑む美しい渓谷。ここは小九寨溝!地上300mで空中散歩!スリル満点!と絶賛! |