西安周辺の観光地 韓城(かんじょう) 党家村(とうかそん)
党家村は史記作者の司馬遷の故郷、歴史文化名城韓城の北9kmを離れたところにあります。韓城市は陝西省西安市から約250kmを離れ、東は黄河に臨み、西は梁山に寄りかかり、南には司馬遷墓と魂の長城があり、北には黄河の天然の要害龍門古い渡し場があり、東北には明・清時代の民居の党家村があります。
党家村は総面積1万2000平方メートルで、世界の建築家から「東方民家の博物館」と称されている党家村。その理由は村内には約660年前(中国では明の時代)に建てられた民家・四合院が127軒あるほか、祠堂や監視塔、演劇舞台などの建築物が完全な状態で保存されているからである。もちろん今でも実際に人がすんでいて、日常生活を送っています。それに先壁に保存された砦、地下道、風水塔、貞節鳥居、家祠、見振り所、専門家に生きている化石と称えられた伝統民活があり、族譜と村史も保存しています。党家村は中国現存明清建築群の代表の一つで「小北京」と称されていて、東方建築文化は中国にあり、中国の民居建築文化は韓城にあると、イギリスロイヤル建築学会のチャリ教授は指摘し、感心されました。
日本からだけでなしに中国国内からもこの党家村を訪れる人が増えていると言います。現代化が進む中で都市は大きく変貌していき、生活のリズムが速くなる中で、700年近く村の形を守ってきた伝統に注目していただきたき、純朴な村民たちも皆様方の党家村のご来訪を期待していると信じます。