白馬寺(はくばじ)~中国最古の仏教寺院です。
白馬寺(はくばじ)は中国歴史上の漢魏洛陽城の西門外、洛陽市東12キロにあるお寺です。後漢の永平11年(西暦68年)に建てられ、中国最古の仏教寺院で、今までは1900年間の歴史を持っています。現存する三世仏、二天将、十八羅漢などの仏像がとても珍しくて、力強く圧巻で、白馬寺は1961年に中国国務院に中国の全国重要文化財に指定され、1983年に全国漢伝仏教重点寺院に確定され、2001年1月に白馬寺は国家旅遊局に4A級観光区に認定されました。
後漢明帝は金人を感夢し、使者を大月氏国へ派遣し、仏法を求めさせ、天竺より、迦葉摩騰(かしょうまとう)、竺法欄(じくほうらん)の2人の仏僧が『四十二章経』という経典と釈迦像を白馬に載せて、洛陽へ招来しました。『四十二章経』を訳す為、後漢明帝は西域から仏像と経典を白馬に乗せて伝来したことを記念する為、西暦75年にお寺を建立し、『白馬寺』と名付けられました。白馬寺で訳した『四十二章経』が中国仏教の初伝したと言います。文献で確認できる伝承上では中国最古の仏教寺院であり、『中国第一古刹』と称されます。西晋、北魏、唐、元、明、清の後世も歴代の重修を経て、近年も大修築が加えられて、洛陽観光の名所となっています。
白馬寺の中国名:白馬寺、地理位置:中国洛陽市、現任住職:印楽大法師
白馬寺の入場料:50元、開放時間:07:30-19:00、観光シーズン:4、5、9、10月
有名な観光スポット:清涼台、万国仏殿区、斉曇塔、 観光時間:2~3時間