嘉峪関(かよくかん)~嘉峪関観光案内 嘉峪関旅行情報~嘉峪関ツアー
嘉峪関の住所:甘粛省嘉峪関市西南 嘉峪関の電話:0937-6396058
嘉峪関の入場料金:100元 嘉峪関の開館時間:08:00-20:00
嘉峪関(かよくかん)の概況:
嘉峪関(かよくかん)は、中国甘粛省嘉峪関市に位置する万里の長城の最西端の関所で、山海関と共に万里の長城で要衝でした。南は祁連山脈、西はゴビ灘、東は酒泉盆地に囲まれた地に、異民族匈奴族の侵入を防ぐ為に築かれました。最東端にある山海関が「天下第一関」と称されるのに対し、最西端にある嘉峪関は「天下第一雄関」と言われています。
嘉峪関は蘭州とウルムチの中間に位置し、古くからシルクロードの要衝です。つまり、ここは砂漠が極端に狭くなり、南、北ともに険しい山岳が迫ってきてかつ河は深く自然の要塞だからです。 明代の長城はここから始まり、遥か河北省の秦皇島で渤海に至って終わります。嘉峪関は嘉峪関市の南西6kmに位置する河西回廊西寄りの最も狭隘な地の嘉峪山にあり、ここからは横たわる竜の如き長城が遠望され、南方には遠くに雪山の祁連山が延々と連なり、奔走する一群の白馬のように見えます。嘉峪関の『嘉峪』とは、『美しい谷間』を意味します。
嘉峪関の南は祁連山脈、北は龍首山と馬鬃山に面し、その地理的特色から秦漢代以後の歴代王朝はこの地域に兵力を集中させ、難攻不落の城郭となっています。広漠たる砂漠の真ん中に忽然と現れる雄大、堅固な嘉峪関には誰でも間違いなく感動させられます。まさに「天下第一雄関」と称される所以です。
嘉峪関は、明の洪武帝の時代西暦1372年に建設が始まり、約168年の歳月をかけて、1540年に完成しました。関城は、内城、瓮城(おうじょう)、羅城(らじょう)、外城、城壕で構成され、黄土を版築で付き固めた高さ11mの城壁で囲まれています。嘉峪関付近の長城は城の狼煙台等の設備が厳密な軍事防御システムを構成しており、難攻不落の姿を形成し厳しく守られ、城全体が精巧、厳重であり楼閣は空をつき、雄大で壮観です。亭台は精巧で美しく優雅で、素朴で華麗です。このように嘉峪関から二方向に長城が伸びており、一つは懸壁長城へと繋がり、もう一方は万里長城第一墩へと繋がります。
嘉峪関は明代の万里の長城の西の起点と称され、古代「シルクロード」の交通の要所として、今でもシルクロードの外れないほどの魅力的な地となっています。嘉峪関長城の周辺には、魏晋墓壁画、万里長城第一墩、懸壁長城、黒山岩画などの観光名所があります。丸一日で、殆ど回れます。嘉峪関市には、各グレードのホテル施設や、レストラン施設など整っていますし、西安、北京、上海から、嘉峪関への定期便もあります。嘉峪関観光してから、敦煌まで、片道380キロで、車で4時間半で、行けますし、嘉峪関南駅から、敦煌柳園駅まで、新幹線(高鉄・動車)で1時間40分間で行けます。チャンスがあれば、是非シルクロードの魅力溢れる嘉峪関へ旅行にお越しください。その際、是非、その企画、実施をお任せください。