観光地名 |
青城山 |
英語名 |
Mount Qingcheng |
住所 |
中国四川省成都市都江堰市 |
ランキング |
世界文化遺産・国家5A級風景区 |
入場料 |
90元 |
観光スポット |
上清宮・建福宮・園明宮・祖師殿 |
行き方 |
新幹線(成都駅⇔青城山駅) |
営業時間 |
夏季08:00-18:00 冬季08:00-17:00 |
青城山は中国四川省都江堰市の市街地の西にあり、市街地に隣接した都江堰水利施設からは西南へ10 km 、省都成都市からは北西へ68 km 行くところにあります。成都平原の北西に屹立していて、霧が多くて、雲海で有名です。成都を訪れた方はいつも世界遺産の都江堰と青城山を日帰りで観光しています。
青城山(せいじょうざん)は、道教の発祥の地の一つとして古代より知られ、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教・医療・音楽などの道教文化が伝えられてきました。2000年に、付近の岷江にある古代の水利施設・都江堰(とこうえん)とともに世界遺産(文化遺産)に登録されています。
青城山は道教発祥の地として、伝説があり、道教の創始者で五斗米道の創始者でもある張陵(張道陵、祖天師)は晩年青城山に入り、この地に伝わる「黄老学説」を学んで道を開き、この地で123歳で没したとされます。青城山は道教の一派・天師道の発祥の地として神聖化され、歴代の張天師たちは全国から青城山に訪れ祖天師に朝拝しています。
青城山の主峰の老霄頂は海抜 1,600 mもあり、森林は四季を通して青々とし、環状に連なる峰々(三十六峰)は城郭のように見えるため、青城山の名を名付けられたのです。
青城山の深さと幽玄さは、剣門関の険しさ、峨眉山の秀麗さ、瞿塘峡のの雄大さと並び、四川四大名山と称されています。
青城山は前山、後山に二分され、前山は青城山風景名勝区の主要部分で、15 km2 の範囲に広がり、風景の優美さと道教関係の文物古跡の多さで知られ多くの観光客を集めています。後山は 100 km2 に及ぶ山岳で、交通が不便で地形も険しいですが、原生林や渓谷が多く、より幽玄で自然が一層よく保存されています。