漢陽陵修復室特別見学・修復体験
漢陽陵(かんようりょう)は前漢4代目皇帝である漢景帝と皇后の合葬陵墓です。西安空港より近く、咸陽市の東部に位置しています。景帝陵は西にあり、皇后陵は東400メートル離れたところにあります。陵墓は4角錐台形の覆斗形をしています。その陪葬坑からは、優雅な侍女俑やおびただしい数の兵士俑、ユーモラスな動物の陶製埴輪が出土しました。兵士俑は、上肢と鎧などの装備が木や繊維など有機質で作られたので、ほとんどが腕のないです。今はその地下宮殿が一部発掘され、ガラスに覆われた現代的な地下博物館になっています。お客様はそのガラスの上に踏んだままで、足下の整然としている漢代兵馬俑、木車、鉄器、農機具、貨幣など見学し、その地下宮殿のスケールを感じていただきます。
漢陽陵地下遺跡博物館をご見学頂いた後、その漢陽陵に感心されると思いますが、『どういうふうに最初の滅茶苦茶された破片からそんなに完全で綺麗な状態に修復されたのでしょうか。』という疑惑も持っているのでしょう。その好奇心を持ちながら、考古学者の仕事現場の漢陽陵修復室に入り、専門解説員のご案内で、漢陽陵の埴輪や土器や貨幣などの文物の修復の経緯を了解しますし、その漢陽陵修復室で、考古専門家のご指導で、専門的な道具で、考古発掘や修復作業をご体験いただき、連続の驚き喜びと考古発掘修復仕事を自ら感じてみましょう。