有名な遣唐使の弘法大師空海に縁のある青龍寺(せいりゅうじ)(青竜寺も書く)は西安市の東南部、楽遊原にあり、582年に創建されました。元の名前はは霊感寺と言いましたが、711年に青龍寺と改名されました。
唐の時代にはかなり有名な寺院であったようで、日本との縁も深いです。658年~849年の間に19回の遣唐使が長安を訪れています。著名な「入唐八家」のうち、空海、円仁、円行、円珍、恵運、宗叡の6人僧侶がここで仏教密宗を学びました。最も有名なのは弘法大師空海です。空海は804年にここで恵果法師を師として、真言密宗を伝習しました。
1981年、日本仏教界は青龍寺の境内に、空海記念堂と空海記念塔を建立しました。日本真言密宗の参拝団の記念植樹した桜の木が13種類、1000本以上、栽培されています。
ここ青龍寺は四国八十八箇所巡りに所縁があるので、0番札所ですので、スタンプを押してくれます。四国4県の人達の寄付によって再建された経緯もあるので、建物も唐様では無く日本的な感じがします。本堂の脇の別室で朱印帳を受け取れます。