三清山（さんせいざん）は中国江西省の東部にあり、奇岩、奇松で知られる景勝地で、道教の聖地です。江西省の世界自然遺産でもあります。三清山の名は玉京､玉華､玉虚の三つの峰を、道教の始祖玉清､上清､太清が肩を並べて座る姿に見立てて付けられたとのことです。三峰の中では、玉京峰が最も高く、海抜1819.9メートルです。三清山は中国国土資源部より国家地質公園として認められました。三清山は野生の動植物の宝庫であり、22,950ヘクタールの公園内には、植物1000種類以上、動物800種類以上が存在しています。東西南北とも約15㎞ほどの空間に松と岩の大画廊が連なり、岩壁にはり廻らされた回廊からの眺めは､2000段の階段を登ってきた疲れを忘れさせます。

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