西安観光ガイドを担当した時、時々お客様から、『もっと現地の人々と接したい、もっと西安人の生活の匂いがする箇所に行きたい』という声を聞かせました。ここ、西安回民一条街をお勧めします。
西安の中心部にある鐘楼から西に百メートルへ歩けば「西安回民街」という歴史感が濃いエリアにが見えます。 「回民街」は西安ではイスラムのシンボルで、ほとんどの美食はここにあります。
このエリアで約十棟のイスラム寺があります。約二万のイスラム教徒が寺の周りに住んでいて古い宗教伝統と生活習慣を保っています。
千年前の漢代から、ここはシルクロードの起点として、イスラム教徒の商人、使節、学生などたくさん迎えていました。歴史資料により、シルクロードに沿って賑やかな長安に着き、ここで商業とか、留学とか、官吏とかやり、代々住みつきました。今日は、六万人のイスラム教徒が生活しているところになりました。従って、西安回民街はイスラム街とも言われています。
西安の回民街は約500メートル長さで、南北に走ります。石畳で舗装され道、鬱蒼たる街路樹、古代建築を模倣する明代と清代の建物は特徴です。食器とか、日用品とか全部イスラム雰囲気がいっぱいなので、国内観光客に好評を博されています。