西安市内の有名な見どころ、陝西歴史博物館は西安市小寨東路と翠華路の交差点の西北にあります。館の敷地面積は65000㎡余り、建築面積は60000㎡で、中国最大級の現代的な歴史博物館です。博物館は線対称の構造になっています。中央に殿堂があり、四角に崇楼があり、唐の建築様式にならった造りです。
陝西の悠久の歴史と光り輝く文化を象徴する博物館として、現在115000点以上が所蔵されていて、常時展示品は3000点以上、時代順に原始人時代から、宋元明清までの出土品の逸品ばかり、展示しています。収蔵品を大まか銅器、唐代墓葬壁画、歴代の陶俑、歴代陶磁器、歴代建材、漢唐銅鏡、金銀玉器、歴代の貨幣八種類に分けるになります。博物館に来た者はみな、壮麗な建物と素晴らしい展示物に、驚き、感心することだろうと思います。1991年6月20日開館以来、13もの朝廷が都を置いた西安で、日々数多くの来館者を迎え、周秦漢唐の芸術の殿堂として、中国の輝かしい歴史の品々を展示し、人々の記憶に残ることだろうと思います。