殷墟(いんきょ)は古代中国で最も古いとされている夏の次、殷王朝後期の首都の遺構です。殷墟は河南省の北部、安陽市を流れる洹河の両岸にあります。殷墟は日本の縄文時代に当たる3000年前の殷王朝後期、殷の首都が営まれたと伝えられることです。この遺跡からは、多くの文字が刻まれた大量の甲骨片、青銅器、玉器などの文物が出土しており、街や宮殿、墓のあとも発掘されています。大量の甲骨片には、天文、軍事、農業、夢の内容など、実に幅広い内容が刻まれ、当時の殷王朝が占いで受け取る神託を中心とした社会であったことを伝えています。車輪を用いた車と道路の跡も発掘されています。これは世界で最も早い車の利用の証拠と言われています。また高さ約133センチ、口径約79センチ、重さ約875キロという巨大な青銅器、司母戊大鼎も発見されており、各方面で技術が高度に発達していたことを示しています。殷墟の発見により、都市、文字、青銅器という三つの要素を有するようになり、それまで文献の上だけの存在であった殷という王朝が実際にあったということが確認されました。このことから殷墟は2006年に世界遺産に登録されました。甲骨文字は、エジプトのパピルス文字、古代バビロンの楔形文字、古代インドの文字とともに世界の四大古代文字の一つとされ、人類の最古の古文書とされます。殷墟では、名高い甲骨文字や司母戊大鼎など見学し、中国の歴史の長さ、その長い歴史の凄まじさを実感してみましょう。
西安発 洛陽龍門石窟 嵩山少林寺 安陽殷墟遺跡観光ツアー3日間
人数に関わらず、予約頂いた人数でのツアー催行となり、他のグループとの混載などはありません。
日目 |
都市 |
交通機関 |
スケジュール |
食事 |
D1 |
西安
洛陽 |
新幹線
専用車 |
お客様ご自身で西安北駅へ。
朝発新幹線で洛陽へ(約2時間)
洛陽着後、お出迎え、洛陽観光:
龍門石窟(洛陽観光のハイライト、世界遺産)
関林堂(三国志英雄の関羽を祭る祠堂)
天子驾六博物館(東周の大型車馬陪葬坑)
洛陽老街散策(麗景門など洛陽旧市街散策)
観光後、洛陽の市内ホテルへ
宿泊:洛陽牡丹大酒店(SUP)または同等クラス
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朝
昼
夕 |
無
付
付 |
D2 |
洛陽
登封
洛陽 |
専用車 |
朝食後、近郊の登封嵩山観光:
洛陽古墓博物館(中国唯一の古墳、葬式展示の博物館)
白馬寺(中国最古の仏教名刹)
少林寺と塔林 (少林工夫の発祥地)
※少林寺で中国カンフーの鑑賞付です。
観光後、専用車にて安陽の市内ホテルへ
宿泊:安陽賓館(SUP)または同等クラス
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朝
昼
夕 |
ホテル
付
付 |
D3 |
安陽
西安 |
専用車
新幹線 |
朝食後、安陽観光:
安陽殷墟遺跡(奴隷社会殷代後期 の都市遺構)
文峰塔(下層よりも上層が大きくなっている)
観光後、安陽東駅へ。新幹線で西安へ。
着後、お客様ご自身で西安市内へ、解散。
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朝
昼
夕 |
ホテル
付
無 |
CNY/1人様 |
1人様 |
2名様 |
3名様 |
4名様 |
5名様 |
旅行代金 |
7,710 |
4,530 |
3,800 |
3,200 |
2,870 |
上記料金に含まれているもの:
西安北駅→洛陽龍門駅と安陽東駅→西安北駅の新幹線二等席、専用車代、日本語ガイド代、入場料、食事代、宿泊代(2泊・税・朝食代込)が含んでいます。
なお、宿泊はすべてツインルーム利用となります。
*上記料金表に明記しているご旅行代金ですが、1名様の料金は、1名様のみご参加頂いた場合の金額で、ツインルーム1室利用の宿泊代にて算出したものです。2名様の料金は、2名様ご参加頂いた場合の1人当たりの代金で、ツインルームを2名様でご利用いただく前提で算出したものです。3名様の場合は、ツインルームにエキストラベット、4名様は、ツインルーム2室、5名様は、ツインルームにエキストラベットを入れた3人部屋1室とツインルーム1室となります。2名様以上でご参加の場合でシングル利用を希望される場合は、別途追加料金が必要となりますので、その旨を弊社担当者にお伝えください。別途お見積りいたします。
*お支払いですが、西安現地払いとなります。ご出発日の先日、約束しておいた時間に新幹線の乗車券を西安ご宿泊ホテルまでデリバリします。その時、ご旅行代金を人民元か日本円の現金にて弊社スタッフへお支払い頂きます。日本円でお支払い頂く場合の為替はご出発日の10日前の銀行レートを目安とします。微信(WeChat)や支付宝(Alipay)でのお支払いも可能です。大金を持って行きたくない場合、事前に弊社の銀行口座に振り込んで頂けます。
*元旦、清明節、労働節、端午節、お盆、中秋節、国慶節、春節の連休中及び410~5/03の洛陽牡丹祭り期間中のご利用頂く場合、ご旅行代金が平日よりアップすることがあります。予めご了承ください。
*お申込みには参加者全員のお名前のローマ字とパスポート番号と生年月日と性別をご教示頂き、手配を始めさせていただきます。