安西楡林窟～シルクロード旅行情報～安西楡林窟現地ツアー
安西楡林窟の住所：甘粛省酒泉市瓜州県 楡林窟の電話：０９３７－２６８２５０７
安西楡林窟の入場料金：４５元 楡林窟の開館時間：０８：３０－１８：００
安西楡林窟（あんせいゆりんくつ）の概況：
楡林窟：ゴビ灘を切り裂いて流れる楡林河峡谷の崖に築かれた石窟群
楡林窟（ゆりんくつ）は敦煌莫高窟の姉妹窟と言われ、敦煌４大石窟の一つに数えられています。この地域の石窟・壁画としては敦煌の「莫高窟」が有名ですが、それに次ぐのが楡林窟だろうと言われています。楡林窟（ユリンクツ）は敦煌から170キロの祁連山脈の楡林河の峡谷の両岸に開鑿された大規模な石窟で、俗称万仏峡と言います。唐から清代までの間に造られた上下二層構造の42の石窟が残っています。
石窟には1000体余りの塑像が残っており、又、壁画の総面積は5650平方メートルにも達します。代表的なのは第2、3、29窟で、西夏芸術のレベルの高さを垣間見ることができます。楡林窟の見所は壁画で、とくに25窟の西方浄土変と弥勒浄土変は唐代壁画の傑作とされていますし、主室は極楽世界を象徴し、弥勒経変、観無量寿経変、八大菩薩曼荼羅経変が描かれています。
2窟、3窟、4窟の西夏時代の石窟は謎の多い西夏文化を研究するたの貴重な資料となっています。2、25窟など、暗い中で、懐中電灯を当て、その中に色鮮やかな普賢菩薩が浮かびあがり、一瞬息が止まるような美しさです。誰もがこの美しい壁画を後世まで残したいと強く感じることができます。
楡林窟には、仏教説話だけでなく、庶民の生活をモチーフにした壁画も多くみられます。色彩も豊で、美しい壁画がとても多いです。
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