敦煌研究院の通達によって、楡林窟は工事の為、04/25から、06/20までは一時閉館となったことが分かりました。
楡林窟は敦煌から170キロ、車で2時間半、三危山の麓、楡林河の両岸にある仏教石窟です。構造、内容、様式ともに莫高窟とよく似ており、莫高窟の姉妹窟と言われ、莫高窟、楡林窟、西千仏洞、東千仏洞と並び、中国敦煌四大石窟と言われています。
楡林窟は上下二層構造の洞窟は全部で42窟。唐代から元代までの塑像1000体余りが残っており、壁画の総面積1000㎡もあります。莫高窟と異なるのは絵師の署名が多く残っている点で、石窟芸術を研究する際の貴重な資料となっていま。
特に楡林窟は嘉峪関から敦煌へ行く途中の安西にあり、下記の蘭州、張掖、嘉峪関、楡林窟、敦煌を回る中国甘粛省河西回廊周遊ツアーをお勧めします。
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