西安の世界遺産 秦始皇帝陵
中国西安には兵馬俑と秦始皇帝陵、大雁塔、小雁塔、興教寺、大明宮のユネスコ世界遺産があります。この中、兵馬俑は西安観光のメインで、秦始皇帝陵は必見するところです!
秦始皇帝陵は紀元前221年、中国初の国家統一を果たした秦の始皇帝が築造した陵墓です。陝西省西安市郊外の驪山(りざん)にあります。楊貴妃が湯浴みしたことで名高い華清池は、ちょうどこの驪山の北麓に位置しています。
陵墓の建設は、紀元前246年に開始された。当時の秦の人口は2000万人、そのうち延べ72万人が工事のために動員されたと推定されています。竣工までに要した歳月は約38年も掛かりました。築造に必要な石材は、渭河の北側の山々から人力で運ばれたそうです。大規模な土木工事は困難をきわめ、多くの犠牲者を出したと伝えられています。
墳丘の高さについては諸説ありますが、現状では約50メートルです。完成当時は現在の1・5倍から2倍の高さだったものでしたが、長い歳月の風化により、変化したと言われています。
司馬遷の『史記』には、棺の納められた地下宮殿の様子が記されています。それによると、地下水脈近くまで掘り下げられた内部は非常に豪華な造りで、天井や壁には天文図や地形図などが描かれ、水銀で造った河が流れ、周囲には財宝が散りばめられていました。盗掘を防ぐための工夫もなされており、要所には弓矢が仕掛けられていたと言います。
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