西安観光地 法門寺(ほうもんじ)
法門寺(ほうもんじ)は西安の西、138キロ離れたところにあります。歴史は古く、後漢時代の建立と伝えられ、はじめ阿育王寺といわれました。唐代には仏舎利(釈迦の真骨)を収める寺として有名で、歴代皇帝による舎利供養が数度行われました。1981年に法門寺の13層の塔が大雨により半壊したため、塔再建に伴う基部の発掘調査をしたところ、唐代の地下宮殿が発見されました。その中から、釈迦の指骨舎利四本と、皇帝が舎利を宮廷に奉迎して供養した際の金銀器など多数の宝物が発見されたことで一躍有名になりました。