華清池(かせいち)清華池(せいかち)
華清池(かせいち)はいつも日本人のお客様に清華池(せいかち)とも言われています。華清池は西安から東に30キロ離れたところに位置しています。唐の玄宗皇帝が楊貴妃とここに住んで温泉に入ったり、宴会と歌舞に明け暮れていた場所として有名です。史書によると、3000年前の西周はここに「驪宮」を建て、秦の始皇帝は石を積んで池を造り、「驪山湯」と名づけました。漢代は「離宮」を増築し、唐玄宗時代もここに「温泉宮」を建てました。公元747年、玄宗の命令により、山を囲んで宮殿を築き、また宮殿を囲んで城を建て上げ、「華清池」と改称しました。宮殿は温泉地の上に築きましたから、華清池も呼ばれています。玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスの地として名高い所です。二人はここで「天にありては願わくは比翼の鳥となり、地にありては願わく連理の枝とならん」と誓いました。